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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/03/24 現在/As of 2025/03/24 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                経営演習(国際経営論)(M)/SEMINAR IN MANAGEMENT(INTERNATIONAL BUSINESS) | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                大学院/ | 
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                  ターム?学期 /Term?Semester  | 
                2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木5/Thu 5 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                通年/Yearlong | 
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                  単位数 /Credits  | 
                4.0 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                小林 哲也 | 
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                  科目区分 /Course Group  | 
                大学院科目 講義科目 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
                - | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 小林 哲也 | 経営学科/MANAGEMENT | 
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授業の目的?内容                         /Course Objectives  | 
                      
人工知能の圧倒的な性能向上と普及は、今までの産業の仕組みや労働を変えてしまうかもしれない。囲碁や将棋の世界での人工知能の活躍は、AI自らゲームのルールを解釈しより強力な戦略を自己学習していくディープ?ラーニングの力を見せつけた。また、自動運転に利用される各種センサーからのデータの集積はビッグデータとして、システムの性能を飛躍的に向上させつつある。これらの組み合わせが、chatGPTに象徴される生成AIの飛躍的な発展に結びついたのである。 高性能な素材や技術を組み合わせたところで、必ずしもイノベーション、すなわち市場での成功に結びつくとは限らない。しかしAIの応用が、新製品?サービスの模索?試行錯誤そして戦略構築の世界を効率化し、イノベーションの様相を変えていくことは間違いないだろう。新薬の創成?試験、半導体の回路設計、新素材の研究開発、さらには戦場での「活用」など、その展開はすさまじいスピードで進んでいる。 本演習では、イノベーションをめぐる基礎的な議論を整理した上で、できるだけ多くのイノベーションの実例(成功?失敗)に触れ、技術史、MOT、国際的なビジネスモデルの変遷、ベンチャービジネスや国際的提携などの具体例を研究していく。対象とする業界は、国際経営論講義と同様である。  | 
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授業の形式?方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      基本的に対面で行う。 | ||||||||||
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事前?事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
【予習】 日常的に経済新聞に目を通し、主要な企業の業績などについての理解を深めておく。テキストの精読と準備を含めて、2時間程度必要。 【復習】 演習中の用語や概念、事例についての理解を深めておく。2時間必要。 講義内容への質問などのフィードバックは、基本的に次回講義の冒頭で行う。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
授業への参加度と期間中の提出レポートを併せて評価する。 授業参加度30%、レポート評価70%のウエイトを基本とする。  | 
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備考                         /Notes  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                経営学についての修士レベルの知識をもとに問題を発見し,研究論文を作成できるようにする. | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前?事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | テキストおよび進行方法については、受講者と相談の上決定する。 | 授業計画 研究計画の調整 | |
| 2 | IT革命とは何だったのか | IT革命で生じた、技術?組織上の変化について議論する。 | |
| 3 | 産業革命1 | 産業革命史における技術?制度(組織)の役割を考える | |
| 4 | 産業革命2 | 産業革命史における、アンバンドリング=生産と消費の分離について議論する | |
| 5 | 産業革命3 | 産業革命の背景としてのグローバリゼーションについて考える | |
| 6 | グローバリゼーション1 | 空間を越える市場の統合としてのグローバリゼーションの意義 | |
| 7 | グローバリゼーション2 | 直接投資と国際分業 | |
| 8 | グローバリゼーション3 | 新しい国際分業パターン | |
| 9 | グローバリゼーション4 | 多国籍企業とグローバリゼーション | |
| 10 | グローバリゼーション5 | ICTとグローバリゼーション | |
| 11 | 多国籍企業1 | 多国籍企業とは何か | |
| 12 | 多国籍企業2 | 世界の多国籍企業 | |
| 13 | 多国籍企業3 | 直接投資の諸理論と多国籍企業 | |
| 14 | 多国籍企業4 | 巨大企業としての多国籍企業 | |
| 15 | 多国籍企業5 | 「イノベーションのジレンマ」と主役の交代 | |
| 16 | 多国籍企業6 | 製造業分野の多国籍企業 | |
| 17 | 多国籍企業7 | サービス業分野の多国籍企業 | |
| 18 | 多国籍企業8 | 金融?Fintechの新しい流れ | |
| 19 | 多国籍企業10 | ICTプラットフォーマーの台頭 | |
| 20 | ビジネスモデルとアーキテクチュア1 | 集権と分権 | |
| 21 | ビジネスモデルとアーキテクチュア2 | 脱統合化?水平分業?アジャイル | |
| 22 | ビジネスモデルとアーキテクチュア3 | 所有?共有?シェアリングサービス | |
| 23 | ビジネスモデルとアーキテクチュア4 | 「日本的経営」の功罪 | |
| 24 | ハイテク産業とは何か | 知識?資本集約産業としての「ハイテク」 | |
| 25 | ハイテク産業とイノベーション | イノベーションと「ハイテク」 | |
| 26 | 日本のハイテク産業 | 整然と失敗してきた日本の「ハイテク」 | |
| 27 | 「AI資本主義」とは何か | 産業史におけるAI | |
| 28 | 「AI資本主義」の未来 | 資本主義における脱構築と包摂 |