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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                フランス現代思想Ⅱ/FRENCH CONTEMPORARY THOUGHT II | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH | 
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                  ターム?学期 /Term?Semester  | 
                2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                金3/Fri 3 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                関 大聡 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 関 大聡 | フランス語学科/FRENCH | 
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授業の目的?内容                         /Course Objectives  | 
                      
 「フランス思想」というと、われわれの日常からはかけ離れた営みだと感じられるかもしれません。また、思想に関わる多くのテクストは、簡単なものだとは言えません。しかし、その言葉を丁寧に読み解いていくならば、自明に見えた日常的価値観を揺さぶる多くの新鮮で切実な問いかけが、そこで発せられていることが分かるでしょう。 本講ではそうした見通しのもと、現代フランスで活動した思想家と、彼らに影響を与えた哲学者たちについて、原典テクスト(日本語訳)を読解しながら考察してゆきます。秋学期には、世界における人間の存在や、その不条理、自由、責任について考えた20世紀の思想である実存主義の思想家たちについて、それが現代においても充分な意味をもつか検討していきます。 学科科目ではもっとも難しい講義のひとつになるはずです。気概のあるみなさんの受講を希望します。  | 
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授業の形式?方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      講義形式を基本としつつ、発言やコメントペーパー提出を通じたみなさんの積極的な参加を求めます。教員からは授業中の解説?コメントという形でフィードバックを行います。 | ||||||||||
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事前?事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      事前配布する資料を読んで予習してください。授業後には要点の復習を行い、課題のペーパー作成を行ってください(事前学習2時間、事後学習2時間を目安とする)。 | ||||||||||
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      テスト:70%、コメントペーパー、発言などを通じた授業への貢献度:30% | ||||||||||
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                フランス現代思想の流れや問題点、高度な語彙を用いた抽象的表現など、フランス現代思想に関する専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。 | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前?事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | 導入:実存主義とは何か | 20世紀における「実存主義」の位置づけと、その現代的意義について学ぶ | |
| 2 | サルトルと偶然性の哲学 | サルトルにおける「偶然性」の思想について学ぶ | |
| 3 | サルトルと自由 | サルトルの自由論の独自性を検討する | |
| 4 | サルトルの政治参加(アンガジュマン) | サルトルによる責任の概念と政治参加の意味を学ぶ | |
| 5 | サルトルとボーヴォワール | サルトルとボーヴォワールの人生と思想の関わりについて学ぶ | |
| 6 | ボーヴォワールと両義性の道徳(モラル) | ボーヴォワールの倫理思想としての「両義性のモラル」について学ぶ | |
| 7 | 実存主義とフェミニズム | ボーヴォワールの『第二の性』を中心に実存主義的フェミニズムを学ぶ | |
| 8 | ディスカッションと解説 | 中間レポートを視野に、ディスカッションと解説を行う | |
| 9 | メルロ=ポンティと身体の思想 | メルロ=ポンティの中心思想である身体の思想の意義を学ぶ | |
| 10 | 実存主義的な芸術論 | メルロ=ポンティの絵画論(セザンヌ論)を中心に学ぶ | |
| 11 | メルロ=ポンティと政治 | メルロ=ポンティの政治的態度について学ぶ | |
| 12 | カミュ:不条理と反抗 | カミュの不条理と反抗の思想について学ぶ | |
| 13 | カミュとアルジェリア戦争 | カミュのアルジェリア戦争に対する対応について学ぶ | |
| 14 | ディスカッションと解説 | 期末レポートを視野に、ディスカッションと解説を行う |