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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2024/08/29 現在/As of 2024/08/29 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                英語学入門/INTRODUCTION TO ENGLISH LINGUISTICS | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH | 
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                  ターム?学期 /Term?Semester  | 
                2024年度/2024 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                金2/Fri 2 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                1,2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                船越 健志 | 
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                  遠隔授業科目 /Online Course  | 
                本科目は遠隔授業科目です。/ONLINE COURSE | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 船越 健志 | 英語学科/ENGLISH | 
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授業の目的?内容                         /Course Objectives  | 
                      
本授業は英語学科のDP、CPのいう英語の「4技能」を支える英語学の基本的な考え方と基礎知識を学ぶことを目的とする。 英語を音、語、文という単位に基づいて分析し、音声学(音)、形態論(語)、統語論(文)という言語学の下位分野の基礎知識を習得する。分析対象は英語が中心だが、比較対象として日本語に言及することもある。音声学では英語の子音および母音の調音の仕組みを学び、日本語に特有の音も考察する。形態論では英語の複合語と派生語の構造を学び、日本語の複合語で観察される連濁という現象を分析する。統語論では語と語が組み合わさっていかにして文が作られるのかを学ぶ。受講者の興味や授業進度によっては、幼児の母語獲得の議論も行う。  | 
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授業の形式?方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
授業はオンデマンド配信型遠隔授業で実施する。ただし、第1回目の授業および中間テスト、期末テストは教室に集まって対面で行う。 オンデマンド授業はmanabaおよびYouTubeを利用する。manabaの「英語学入門」の「コンテンツ」の「英語学入門授業」に毎週金曜日に新しい授業ページを公開する。授業ページにYouTube動画へのリンクを添付するので、リンク先で動画を視聴する。動画を視聴後、manabaの「小テスト」で復習課題を提出する。また、授業内容に関するアンケートに答えて提出する。アンケートには質問やコメントを記入する欄があるので積極的に活用すること(質問やコメント内容は評定の「授業への貢献度に影響する)。アンケートもmanabaで実施する。 第1回目の授業は授業の進め方などのオリエンテーションを対面で実施するので必ず教室に集まること。中間テストおよび期末テストもmanabaを利用するが、教室で受験してもらうので必ずインターネットに接続できる端末(ノートパソコン、タブレット、スマートフォン等)を持参して教室に集まること。  | 
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事前?事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      講義の予習に2時間以上、復習に2時間以上の授業時間外学修を必要とする。 | ||||||||||
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      復習課題35% + 中間テスト30% + 期末テスト30% + 授業への貢献度5% | ||||||||||
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                英語の音声学?音韻論?形態論?統語論?意味論?語用論?歴史的変遷といった英語学の諸分野を学び、分析?論証できる能力を身につける。 | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前?事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | オリエンテーション(対面) | 授業の進め方などを解説する。対面で実施する。 | |
| 2 | 英語の子音:摩擦音?閉鎖音?破擦音 | 調音点や調音法などの概念を概説して、英語の摩擦音?閉鎖音?破擦音の記述の仕方を学ぶ。 | |
| 3 | 英語の子音:日本語との比較 | 前回の授業で学んだ英語の子音の記述法に基づいて、日本語の子音を分析する。 | |
| 4 | 英語の母音 | 英語の母音の記述の仕方を学ぶ。 | |
| 5 | アメリカ英語とイギリス英語の比較:二重母音 | 二重母音について学んだ後、アメリカ英語とイギリス英語の二重母音に関する違いを考察する。 | |
| 6 | 英語の複合語 | 英語の複合語の規則性を学ぶ。 | |
| 7 | 前半のまとめ(対面) | 6週目までの内容にかんして中間テストを行う予定である。 | |
| 8 | 英語の派生語 | 英語の派生語の内部構造を分析する。 | |
| 9 | 日本語の複合語:連濁 | 日本語の複合語で観察できる連濁という現象の法則性を考察する。 | |
| 10 | 創造性と再帰性:統語範疇(品詞) | 言語の創造性と再帰性という概念を学び、そのような言語の本質的な特徴の源泉である人間の統語的な能力の中身を考察する。統語的な能力(知識)の例として文を構成する語を区別する能力について考える。 | |
| 11 | 構成素 | 文の中に小さなまとまり(構成素)を認識する能力について考察する。 | |
| 12 | 句構造規則 | 語から句を作り、句から文を作る仕組みとしての句構造規則について学び、簡単な樹形図を書けるようにする。 | |
| 13 | 母語獲得:英語の過去時制の獲得 | 母語の発達過程の概要を学び、ケーススタディとして英語の過去時制の獲得に関して考察する。 | |
| 14 | 後半のまとめ(対面) | 8週目以降の内容にかんして総括を行う。 |