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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                東洋思想史Ⅰ/HISTORY OF EASTERN THOUGHT I | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES | 
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                  ターム?学期 /Term?Semester  | 
                2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                火3/Tue 3 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                1,2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                白井 雅人 | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 白井 雅人 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES | 
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授業の目的?内容                         /Course Objectives  | 
                      
本講義の目的は、東洋という大きな文化圏の古代からの思想史を学ぶことによって、現代の日本における私たちの考え方や社会の特性への理解を高めることである。今学期は、日本にも大きな影響を及ぼした仏教と中国思想について、テキストを読みながら理解を深めていく。 私たち自身の考え方や私たちが生きる社会の特性を自覚することは、国際社会において活躍する際に強みとなる。各文化の芸術作品が美というものを多様な形で表しているように、多様性があるからこそ互いを補い世界を豊かなものにできるという意識をこの講義を通して養ってほしい。  | 
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授業の形式?方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
対面授業を基本としつつ、必要に応じてZOOM等を利用したオンライン同時配信やアーカイブ配信も行う。授業後に簡単な小テストに回答してもらう。 現時点では初回の授業は対面とリアルタイム配信を行う予定である。配信URLはPortaIIの「お知らせ」を通じて、告知する 緊急事態宣言が発令されて対面授業が全面的に中止になった場合は、資料配布+動画視聴+課題提出という形態をとる予定である。 小テストや質問へのフィードバックは次回の授業プリントを通じて行う予定である。  | 
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事前?事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      配布したプリントやノートを読み返し、理解を定着させる。必要に応じて、指示された参考文献を読み、理解を深める。半年間で計60時間の授業外学修が目標。授業後にmanabaで毎回小テストを行うので、小テストのために復習をしっかりと行うこと。 | ||||||||||
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      各回の小テストの合計点(40%)と期末テスト(持ち込み不可:60%)によって評価する。 | ||||||||||
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                インド古代思想および中国古代思想の代表例を理解し、古代東洋思想が現代の日常生活にどのような影響を及ぼしているかを分析のうえ、見解を提示できるようにする。 | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前?事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
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| 1 | 東洋とは何か? | 授業全体の説明を行うとともに、「東洋」とは何かについて考える。 | |
| 2 | オリエンタリズム:エドワード?サイードの『オリエンタリズム』 | エドワード?サイードの『オリエンタリズム』を手引きに、西洋が「東洋」をどのように見てきたのかを概観する。 | |
| 3 | ブッダの言葉(1):サイの角のようにただ独り歩め | 最も古い仏教の古典の一つ『スッタニパータ』を読んでいく。まずは「蛇の章」の前半部分の重要な箇所をみていく。 | |
| 4 | ブッダの言葉(2):一切の生きとし生けるものは、幸せであれ | 『スッタニパータ』の「蛇の章」の後半部分と「小なる章」から、重要な箇所をみていく。 | |
| 5 | ブッダの言葉(3):弟子との対話 | 『スッタニパータ』の「彼岸に至る道の章」の重要な部分をみていく。 | |
| 6 | 仏教の展開(1):仏教の根本教義 | 仏教はブッダの死後、大乗仏教へと展開していく。仏教がどのように発展していったのか、概説する。 | |
| 7 | 仏教の展開(2):大乗仏教の二つの潮流 | 大乗仏教が成立し、中観派と瑜伽行派の二つの潮流が生まれた。この二つの学派について見ていく。 | |
| 8 | 孔子の言葉(1):仁の思想 | 『論語』における孔子の言葉を、「仁」という言葉を中心にみていく。 | |
| 9 | 孔子の言葉(2):君子のあり方 | 『論語』における孔子の言葉を、どのように優れた人間になるのかということについてみていく。 | |
| 10 | 孟子の言葉:性善説と政治 | 孟子の言葉を見ていき、孟子の人間観と社会観をみていく。 | |
| 11 | 荀子の言葉:人を縛るもの | 法家とも呼ばれる学派の基となった荀子の言葉をみていく。 | |
| 12 | 韓非子の言葉:法家の思想 | 法家の大成者とみなされる、韓非子の言葉をみていく。 | |
| 13 | 墨子の言葉:愛の思想 | 墨子の言葉をみていき、古代中国の思想の多様性を確認する。 | |
| 14 | 老荘思想:無為自然 | 道教や禅仏教に影響を与えた、老荘思想についてみていく。 |