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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                法律学特講(消費者法)/LEGAL SCIENCE,SPECIAL LECTURE | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                法学部法律学科/LAW LAW | 
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                  ターム?学期 /Term?Semester  | 
                2023年度/2023 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                金4/Fri 4 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                岩重 佳治 | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 岩重 佳治 | 法律学科/LAW | 
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授業の目的?内容                         /Course Objectives  | 
                      
講義目的 法律はとかく難解で冷たいイメージがありますが、それに暖かみを与え、人々に寄り添う血の通ったものにすることは、法律に携わる人の役割であると考えます。本講義では、春学期より更に現場の事例を中心として、困難な人に寄り添い、法律を飾りにしないために必要なこと、その実践について、皆さんとともに考えたいと思います。特に、以下の視点を重視します。 1 消費者被害と救済の実態を知る 2 消費者事件の解決に特有の視点、法理を身につける 3 事実を大切に、法の趣旨に照らして、解決方法を自分で考え、それを第3者に主張?展開し、第3者の法的見解を正当に評価する力を身につける 4 生の事実を素材に、生きた法的思考を身につける 5 消費者法の学習を通じて、自分の長所を発見する 6 困難な人の立場を理解し、寄り添うために必要なことを考える 7 法律の建前と現実を見つめ、法律を飾りにしないための努力と実践について考える 講義概要 1 毎回レジュメを用いて講義します。 2 事例の検討を中心とし、対話を通じて意見を述べ合う実践的内容の講義にしたいと思います。 3 知識の多寡にかかわらず、受講者には自分なりの積極的な発言をしていただきたいと思います。受け身で講義を聞くだけの姿勢は、本講義に適しません。 4 受講には基礎的な法的知識があれば十分です。 5 「消費者法」 もあわせて受講することが望ましい効果をあげると考えます。  | 
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授業の形式?方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
講義概要 1 毎回レジュメを用いて講義します。 2 事例検討を中心とし、法的見解を述べ合う実践的内容の講義にします。 3 知識の多寡に関わらず積極的な発言を求めたいと思います。受動的に聞く姿勢は本講義に馴染みません。積極的な質問で、講師の引き出しをより多く開かせて下さい。 4 消費者法では、基礎的な知識の習得にも重点を置き、法律学特講(消費者法) への足がかりにしたいと思います。 5 受講には基礎的な法的知識があれば十分です。 6 「消費者法」 もあわせて受講することが望ましいと考えます。 ※ 課題等についてのフィードバックは授業内で行う。  | 
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事前?事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
授業前 配布するレジュメ記載の問題点につき、レ自分なりに検討し、意見を持っておくこと(2時間)。 授業後 後期で議論した結果をもとに、改めて、レジュメ記載の問題点について検討し、授業前との考え方の違いを、新たな問題意識とともに整理すること(2時間)  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
期末試験50%、課題レポート20%、授業への参加度20%、平常点10% 評価項目 消費者事件特有の問題点、消費者法特有の考え方を理解しているか。 事実を大切にし、法制度の趣旨に照らして、自分なりの解決方法を示すことができるか。 法を飾りにしないために必要なことについて、自分なりの考えを持つことができるか。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                従来の開設科目では触れてこなかった法律分野について、基本かつ重要な項目を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前?事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | 保証人被害 | 保証人被害の現状と法的制度の問題点を理解する。 | |
| 2 | 集団的消費者被害事件(預託商法被害) | 集団的消費者被害の救済方法を考える。 | |
| 3 | リース契約をめぐるトラブル | リース契約の問題点と被害救済の法理を考える。 | |
| 4 | 訴状を受け取ったときの対処法(総論) | 訴訟の実務を学ぶ。 | |
| 5 | 訴状を受け取ったときの対処法(答弁書作成) | 訴訟の実務における作業を経験する。 | |
| 6 | 振り込め詐欺の被害 | 特有の被害救済方法を学び、課題を検討する。 | |
| 7 | クレジット?サラ金被害に関する基礎知識 | 多重債務問題の背景を考える。 | |
| 8 | 借金整理法(任意整理、特定調停、自己破産、個人再生ほか) | 多重債務の解決方法を学ぶ。 | |
| 9 | 借金整理法(事例検討) | 事例を用いて、解決方法を実践的に考える。 | |
| 10 | 犯罪被害収益の吐き出し | 犯罪被害収益にかかる被害救済の特徴と課題を検討する。 | |
| 11 | 貧困ビジネスの実態 | 貧困ビジネスの実体と救済上の課題を考える。 | |
| 12 | 生活保護を考える | 生活保護事件がなぜ消費者事件かを考える。 | |
| 13 | 奨学金問題(制度の問題と解決法) | 深刻な奨学金問題を、最先端の現場から考える。 | |
| 14 | 予備 | マルチ商法など、そのときのアップデートな課題を通じて、一年のまとめを行う。 |