![]()  | 
    
| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 | 
| 
                  開講科目名 /Course  | 
                英語専門講読 Ⅰ/ADVANCED THEMATIC READING Ⅰ | 
|---|---|
| 
                  開講所属 /Course Offered by  | 
                外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH | 
| 
                  ターム?学期 /Term?Semester  | 
                2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
| 
                  曜限 /Day, Period  | 
                木2/Thu 2 | 
| 
                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
| 
                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
| 
                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
| 
                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                遠藤 朋之 | 
| 
                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 遠藤 朋之 | 英語学科/ENGLISH | 
| 
授業の目的?内容                         /Course Objectives  | 
                      この授業は、20世紀最大な詩人である Ezra Pound の中国詩からの翻訳詩集 _Cathay_ を精読することが目的である。幸い、われわれ日本人は(もちろん、日本語ネイティヴ以外の受講生も歓迎である)高校の漢文の授業で、読み下し文で中国詩を読んでいる。すると、ふたつの言語の間にある "poesy" 読み込むことができ、さらにそれを日本語に翻訳することによって、3方向からの "poesy" を鑑賞することができるわけだ。そしてパウンドの訳は、いまでは "Creative Translation" と評価が定まっており、非常に驚くような creative な翻訳がなされている。学生には、翻訳とはいかに自由な、そして creative な作業であるか、それを実感してもらいたい。また、この詩集は "indirect war poems" という評もなされており、残念ながら戦火の終わらないウクライナへと思いを馳せながら、日本の立場を考えながら、学生たちとこの詩集を丁寧に読んでいきたいと思う。 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 
授業の形式?方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      受講生のレポーター(プレゼン)形式。担当になった場合は、頭を絞って訳を作り、その解釈を考えてきてほしい。そのことが、未知を既知にするための唯一の方法。対面授業を行い、演習形式での授業を行う。 | ||||||||||
| 
事前?事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      授業前にわからない単語を調べる、既訳を参照する、授業後には再度、詩を読み直す、これ以外にあるだろうか? | ||||||||||
| 
テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
評価方法                         /Evaluation  | 
                      学期末レポート(80%)、及び、授業への participation(20%)。 | ||||||||||
| 
関連科目                         /Related Subjects  | 
                      |||||||||||
| 
備考                         /Notes  | 
                      参考文献:多々あるので、学生自身が検索して調べること。もちろん、適宜、紹介する。 | ||||||||||
| 
到達目標                   /Learning Goal  | 
                分野の専門性をもった英文マテリアル(資料)を講読、読解できるようにする。 | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前?事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | introduction | 授業の進め方や評価などの説明、及び図書館の使い方の説明。 | |
| 2 | "The Beautiful Toilet" | 枚乗「古詩十九首其二」をパウンド訳と比較/検討し、翻訳の自由さに驚く。 | |
| 3 | "The Jewel Stairs' Grievance" | 李白「玉階怨」をパウンド訳と比較/検討する。一見「エモくない」詩が「エモく」なる瞬間。 | |
| 4 | Four Poems of Departure" の epigraph | 李白「送元二使安西」、別れの感情。 | |
| 5 | "Separation on the River Kiang" | 李白「黄鶴楼送孟浩然之廣陵」、別れの感情が別のものに化けている。 | |
| 6 | "Taking Leave of a Friend" | 李白「送友人」、別れと自然描写。 | |
| 7 | "Leave Taking near Shoku" | 李白「送友人入蜀」、未来への希望、あるいは落胆。 | |
| 8 | "The City of Choan" | 李白「登金陵鳳凰台」、前線兵士の心情。 | |
| 9 | "The River-Merchant's Wife: a Letter" | 夫を待ち焦がれる女性の姿が、いかに戦争とつながるか。 | |
| 10 | "South-Folk in Cold Country" | 「古風五十九首其六」、なぜ戦わねばならないのか、最前線の兵士の心情。 | |
| 11 | "Lament of the Frontier Guard" | 「古風五十九首其十四」、前線で戦う兵士の嘆き。 | |
| 12 | "Song of the Bowmen of Shu" | 『詩経』、「采薇」、前線の兵士の心情。 | |
| 13 | "Sennin Poems by Kakuhaku " | 郭璞「游仙詩七首其三」、現状を鳥瞰したらどう見えるか? | |
| 14 | 春学期のまとめ | これまで読んできた詩を、以下に学生が自分の日常とつなげるか、考える。 |