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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                地域生態論a/ECO-REGIONAL GEOGRAPHY(A) | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY | 
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                  ターム?学期 /Term?Semester  | 
                2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                月3/Mon 3 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                大竹 伸郎 | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 大竹 伸郎 | 国際環境経済学科/ECONOMICS ON SUSTAINABILITY | 
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授業の目的?内容                         /Course Objectives  | 
                      本講義では地域差が自然環境と経済環境、および社会環境と文化環境がどのように関連して生み出されてきたのかを理解することで学科DPに定める能力の涵養を図る。地域生態論システムとして明らかにする。まず、環境の諸要素を概観し、特に気候?植生の特色、成因、構造について学習する。その後、エコツーリズムが地域資源の保全や地域振興に果たす役割を取り上げ、人間の活動の舞台である自然環境と、そこで繰り広げられている人々の生活様式をスライド、VTRを用いながら説明する。基本的には、自然資源の適正利用に関わる持続性は、地域の生態的基盤と経済的基盤、および社会的基盤の相互関係からなるフレームワークで捉えることが可能となることを学修する。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
当授業は原則対面形式で行い、ライブ配信や録画配信は行わないが、コロナの状況によっては遠隔講義に変更する。 講義形式の授業を主とするが、時折、学内の自然観察も実施する。履修にあったては、経済地理学や地理学?地誌学等の基礎的知識を習得していることが望ましい。 講義中に課した課題については、次回以降の講義で解説?講評を行う。 講義の詳細については、初回のガイダンスで説明する。 初回のガイダンスはmanabaで配信する。  | 
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事前?事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
事前学習としては、テキストや配布資料を事前に熟読し、専門用語の意味や理解不足の事項等を理解しておくこと(2時間)。 事後学習としては、講義ノートを整理し、わからない用語は他者に説明できるようになるまで調べること(2時間)。  | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
地球の環境収容能力を正しく理解するとともに、講義で取り上げた様々な問題を正しく理解しているかどうかを評価する。 定期試験の結果に(80%)によって評価するが、平常授業におけるレポートなどの実績(20%)も評価対象とする。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      地理学、経済地理学 | ||||||||||
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備考                         /Notes  | 
                      その他の参考文献は講義時に紹介する。 | ||||||||||
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                地域生態に関する専門知識を習得し、地域における自然環境の再生や保全、および持続可能な資源?環境等について分析のうえ、見解を提示できるようにする。 | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前?事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | オリエンテーション-講義の概要 | 地域生態論の考え方や講義の進め方について解説する。 | |
| 2 | 地域生態論と自然生態論 | 自然生態系について解説した上で、地域生態論の考え方について解説する。 | |
| 3 | 地域生態論とは-地理学と地誌学 | 地理学的思考と地誌学的思考の違いについて解説し、それらを合わせた地域生態論的な思考の重要性について解説する。 | |
| 4 | 環境の諸要素(1)気候環境 降水量と日照の全球的特徴 | 地球の気候環境について、気温や降水?風のメカニズムをもとに開設する。 | |
| 5 | 環境の諸要素(2)地形環境 山地と平地、河川と海洋 | 地球の地形について、その特徴や成因について解説する | |
| 6 | 環境の諸要素(3)植生と生きもの | 気候と植生の関りやそれらを基盤として進化した動物の特徴などを解説する | |
| 7 | 地域生態論とエコツーリズム | エコツーリズムの歴史や現状と地域生態論的な考え方の重要性について解説する。 | |
| 8 | 熱帯地域(1)熱帯林と伝統的生活様式 | 熱帯地域の自然環境とそれらを基盤として、培われてきた伝統的な暮らしについて解説する。 | |
| 9 | 熱帯地域(2)熱帯林の開発と保全 | 熱帯林開発の現状やそれによる被害の状況、保全に向けた必要となる取り組みについて解説する。 | |
| 10 | 熱帯地域のエコツーリズム | 熱帯地域の様残な資源を保全する新たな仕組みとしてエコツーリズムの重要性を解説する。 | |
| 11 | マングローブの生態 | 熱帯河口沿岸部に自生するマングローブの生態的特徴について解説する。 | |
| 12 | マングローブ林の開発と保全 | マングローブ林開発の現状とそれによる被害状況、保全に向けた取り組みについて解説する。 | |
| 13 | エクアドル、マングローブ林の エコツアー | エクアドルにおけるエコツーリズムを活用したマングローブ林保全の取組について解説する。 | |
| 14 | まとめーキャリングキャパシティーとゾーニング | エコツーリズムの基本的な考え方であるキャリングキャパシティーとゾーニングについて再度考え方を整理し、理解が深まるよう解説する。 |