![]()  | 
    
| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 | 
| 
                  開講科目名 /Course  | 
                テクスト研究(現代社会?歴史) a/TEXT STUDIES (GERMAN MODERN SOCIETY AND HISTORY) a | 
|---|---|
| 
                  開講所属 /Course Offered by  | 
                外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN | 
| 
                  ターム?学期 /Term?Semester  | 
                2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
| 
                  曜限 /Day, Period  | 
                金5/Fri 5 | 
| 
                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
| 
                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
| 
                  学年 /Year  | 
                3,4 | 
| 
                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                秋山 大輔 | 
| 
                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 秋山 大輔 | ドイツ語学科/GERMAN | 
| 
授業の目的?内容                         /Course Objectives  | 
                      
※本講座のシラバスをご覧くださり、ありがとうございます。本講座の履修登録を検討しておられる方は、授業が始まった後に「慊い」とならぬよう、必ず以下のシラバスの内容を最後までお読みください。 【授業の目的】 「基礎ドイツ語」と「応用ドイツ語」で学習した内容を定着させ、ドイツ語で書かれたまとまった分量のテクストを精確に読めるようになることが本講座の眼目です。(※その他のことについては、「到達目標」の欄をご覧ください。) 【授業の内容】 ドイツの児童文学作家ミヒャエル?エンデ(1929-1995)は『モモ』(1973)によって我が国でもよく知られています。この作品のジャンルは児童文学であり確かに子供向けではありますが、しかし同時に大人が読むに堪える作品でもあります。なぜならテーマやモティーフに彼の現代(文明)社会に対する批評眼が見て取れるからです。そこで本講座ではミヒャエル?エンデのそうした批評眼をよりわかりやく味わうことができるエセーを輪読します。彼がその中で鳴らす現代社会への警鐘に耳を傾け、私たちが生きる近代化の成れの果てとしての現代社会の宿痾と、その中で私たちはいかに生きるべきかを考察します。  ̄ ※本講座は、外国語学部ドイツ語学科の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成?実施方針(CP)が示す「修得された高度な語学能力を活かし、ドイツ語圏の社会の多様な専門領域に関する知識を体系的かつ横断的に修得」することを目指します。  | 
                    ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 
授業の形式?方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
【授業の形式?方法】 一.本講座は対面形式で授業を実施します。今年度も「より効果的な感染予防のためウレタンや布製ではなく『不織布マスク』の着用」にご協力ください。(※性能評価に関連して、米国の医療用マスクに使用される材料の性能を示す「ASTM F2100-19(レベル1)」相当の基準を満たしているものが望ましい。)その一方で、新型コロナウィルスの感染状況次第では、昨年度と同様に対面形式とオンライン形式を併用する場合があります。 一.願わくは「よい例」とされるマニュアルにおよそ従って記した「事前?事後学修の内容」に則って各自が事前に準備した上で教室にやって来ることです。そして教室ではゆめゆめ恥じらいの色を見せることなくその成果を発表してください。なぜなら本講座(の討論)は、それではじめて成り立つものだからです。 一.授業終了後、manaba に授業プロトコルをアップロードします。これは「課題(試験やレポート、事前?事後学修の内容等)に対する授業期間中のフィードバック(解説、コメント等)」を兼ねるものです。 【履修上の注意】 一.私は、本講座に関心があれば、履修する方の「現代社会?歴史」「言語?文学?思想」「芸術?文化」という各研究コースを問いません。むしろ顔ぶれがハイブリッドになることを期待します。 一.聴講を許可する場合があります。 一.私は、本講座を履修するにあたり「応用ドイツ語Ⅱ」や「総合ドイツ語Ⅳ」の成績が「A」以上/「B」以下という括りよりずっと大切なことは、本講座でドイツ語学科で勉強してきたドイツ語基礎の内容を用いてドイツ語で書かれたまとまった分量のテクストを精確に読めるようになりたいという情熱があり、それを最後まで持ち続けられることだと考えます。  ̄ ※未修クラスで「総合ドイツ語Ⅳ」または「応用ドイツ語Ⅱ」の成績が「A」以上の学生と既修クラスの学生を主な対象とします。 (但し、未修クラスの学生で成績が「B」以下でも履修可)  | 
                    ||||||||||
| 
事前?事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
【事前?事後学修の内容】 一.テクストの指定範囲を事前に熟読し、登場人物や事項について下調べしておくこと。(1時間) 一.manaba で事前に配付する資料に目を通したうえで、ワークシートに取り組むこと。(1時間) 一.事前学修として、テクストの該当ページを毎回必ず読み、専門用語の意味等を理解しておくこと。(1時間) 一.授業後はノートを整理する。わからない用語は他者に説明できるようになるまで調べる。また、講義や討論を踏まえて、改めて作品を読む。(1時間) と、ここまで「事前?事後学修の内容」の「良い例」とされるマニュアルにおよそ従って記しました。しかし箸の上げ下ろしまで口を差し挟むのは、「結句」私の流儀ではありません。本講座を楽しみにして教室にやって来る方は、「どうで」事前?事後に何をどれくらいすればよいのかを自ずと感じ取り、次第にそれを習慣にさえするはずです。  | 
                    ||||||||||
| 
テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
評価方法                         /Evaluation  | 
                      
【評価方法】 本講座ではその性格上、原則的に平常点によって成績を評価します。ただし言うまでもなくこれは出席すればそれで事足りるという安易なものではありません。私は、授業に臨むにあたり、緻密に準備することを当たり前のこととして要求します。その成果は、授業ごとに複数回の順番が巡って来る日本語訳(①)や、そのテクストの講読を受けての討論(②)の中で自ずと表れますので、毎回のそれらの出来により成績を評価します(①+②→平常点100%)。「原則的に平常点によって成績を評価する」とはこの謂いです。したがって出席していたものの傍観者であり続けたために、上記の評価方法で合格しない場合には、不合格になることをご承知おきください。 【その他】 一.万が一本講座を履修する方があまりにも多い場合には、平常点(50%)に加え、学期末試験を実施したり(25 od. 50%)、学期末レポート(25 od. 50%)を課したりする場合があります。 一.3回以上欠席した場合は、自動的に不合格になります。 一.断りなく欠席した場合(=無断欠席)は、履修を放棄したものとみなし、その時点で自動的に不合格になります。  | 
                    ||||||||||
| 
関連科目                         /Related Subjects  | 
                      
【その他】 本講座のテーマも取り上げるテクストも春学期と秋学期は深く関連しています。したがって私は本講座に関心がある方には、春学期と秋学期を継続して履修することを勧めます。  | 
                    ||||||||||
| 
備考                         /Notes  | 
                      
【その他】 一.2022年度春学期開始前のシラバス(授業内容)や履修に関するお問い合わせは、次のメールアドレスにお寄せください:akiyamadaisuke@hotmail.com 一.本講座では、選択必修科目の単位の数合わせではなく、「半年後の、1年後の自分のなりたい姿」を思い描きながら努力し続けられる学生を求めています。そして私は、そういう学生の期待に応える仕事をします。  | 
                    ||||||||||
| 
到達目標                   /Learning Goal  | 
                専門的なドイツ語テクストを講読し、現代社会?歴史に関する分野について背景知識を含めて総合的に研究し、分析を行い見解を提示できるようにする。 | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前?事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | Der dritte Weltkrieg | Michael Ende: Zettelkasten. S. 168 テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 | 
| 2 | Zeit und Die Welt verändern? | Michael Ende: Zettelkasten. S. 110 und S. 265 テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 | 
| 3 | Optimal und Einfach | Michael Ende: Zettelkasten. S. 216 und S. 78 テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 | 
| 4 | Vom Nutzen menschlicher Schwächen | Michael Ende: Zettelkasten. S. 147 L. 1-15 テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 | 
| 5 | Vom Nutzen menschlicher Schwächen | Michael Ende: Zettelkasten. S. 147 L. 16-S. 148 L. 4 テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 | 
| 6 | Geld und Wachstum | Michael Ende: Zettelkasten. S. 275 L. 1-15 テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 | 
| 7 | Geld und Wachstum | Michael Ende: Zettelkasten. S. 275 L. 15-27 テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 | 
| 8 | Geld und Wachstum | Michael Ende: Zettelkasten. S. 275 L. 27-S. 276 L. 11 テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 | 
| 9 | Der Tod und der Spiegel | Michael Ende: Zettelkasten. S. 45 L. 1-21 テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 | 
| 10 | Der Tod und der Spiegel | Michael Ende: Zettelkasten. S. 45 L. 22-S. 46 L. 11 テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 | 
| 11 | Der Tod und der Spiegel | Michael Ende: Zettelkasten. S. 46 L. 12-28 テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 | 
| 12 | Der Spiegel | Haruki Murakami: Der Spiegel. S.74-75 テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 | 
| 13 | Der Spiegel | Haruki Murakami: Der Spiegel. S.76-77 テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 | 
| 14 | Der Spiegel | Haruki Murakami: Der Spiegel. S.78-80 テクストの左記の頁を各自が事前に講読(=準備)し、授業ではその成果を発表した上で討論します。 | ※「詳細情報」に記した「事前?事後学修の内容」をご参照ください。 |