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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/16 現在/As of 2021/09/16 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                ドイツ語圏の文学 b/AREA STUDIES IN GERMAN LITERATURE b | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN | 
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                  ターム?学期 /Term?Semester  | 
                2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木3/Thu 3 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                山本 淳 | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 山本 淳 | ドイツ語学科/GERMAN | 
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授業の目的?内容                         /Course Objectives  | 
                      
高畑勲(監督)や宮崎駿らによって制作されたテレビアニメ『アルプスの少女ハイジ』の原作:ヨハンナ?シュピーリ『ハイジ』(第1部『ハイジの修業時代と遍歴時代』および第2部『ハイジは習ったことを役立てることができる』)を読み直し、その意義を再検討するとともに、小説と映像イメージ(アニメや映画)との比較を行う。 「文学」は、本来、教室で学ぶより、自ら体験するものなのかもしれない。この講義では、参加者がそれぞれに、自らの生と関連づけながら、作品と向き合うことができるような環境づくりに努める。 受講者数にもよるが、講義や解説以外にも、ワークショップ形式で、できるだけ参加者に話し合ってもらい、自ら考える場を作りたい。  | 
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授業の形式?方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
講義形式を基本としつつ、可能な限り、参加者相互での話し合いや討論の場を設け、自ら考える機会を作るよう努める。 授業関連の連絡、および資料ファイルの配布は、manabaを通して行う予定である。  | 
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事前?事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      
対象となるテクストを事前に読み、内容について検討しておく。事後は、授業内容を復習し、テーマについて自分なりに考察を深める。 | 
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
レポート(90%):学期末に、レポートを課す。学期中の授業内容を理解しているか、またテーマに関し、きちんと自ら考察を行っているかを問うものとする。詳細については、授業中に提示する。 授業への参加度(10%): 授業への取り組み、適宜行う授業内アンケート等を総合的に評価する。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                ドイツ文学に関する専門的な知識、分野特有の思考?研究方法を発展的に習得し、分析を行い見解を提示できるようにする。 | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前?事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | ガイダンス | 授業の進め方、評価方法などについて説明する。 | |
| 2 | Bildungsromanとしての『ハイジ』 | シュピーリの原作が、ゲーテの『ヴィルヘルム?マイスターの修業時代?遍歴時代』のパロディとして構想されたことを確認し、併せてBildungsroman(人格形成小説)の意義について考える。 | |
| 3 | シュピーリと19世紀スイス | 作者ヨハンナ?シュピーリの生涯と彼女が生きた19世紀のスイス社会や歴史について概観し、作品の時代背景について考える。 | |
| 4 | アルムの山で | 作品の内容や背景を検討し、考察を加える。 | |
| 5 | フランクフルトへ | 作品の内容や背景を検討し、考察を加える。 | |
| 6 | 再びアルムの山へ | 作品の内容や背景を検討し、考察を加える。 | |
| 7 | 修業と遍歴のあとで | 作品を総括し、その意義を探る。 | |
| 8 | その後の『ハイジ』 | 作品の「続編」について考察する。 | |
| 9 | 日本における『ハイジ』受容および映像化された『ハイジ』 | 作品の受容および映像化の歴史を概観する。 | |
| 10 | アニメ『アルプスの少女ハイジ』 | 劇場版アニメ『アルプスの少女ハイジ』(高畑勲演出、宮崎駿場面設定/1979年)(抜粋)を鑑賞する。 | |
| 11 | 原作とアニメとの比較 | 原作とアニメの比較を試みる。 | |
| 12 | 映画『ハイジ』 | 映画『ハイジ』(アラン?グスポーナー監督/2015年)(抜粋)を鑑賞する。 | |
| 13 | 原作と映画との比較 | 原作と映画の比較を試みる。 | |
| 14 | まとめ | 授業を総括し、質疑応答を通じて、内容の理解を深める。 |