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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/16 現在/As of 2021/09/16 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                ドイツ語圏の言語 b/AREA STUDIES IN GERMAN LANGUAGE b | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN | 
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                  ターム?学期 /Term?Semester  | 
                2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                火3/Tue 3 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                佐藤 恵 | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 佐藤 恵 | ドイツ語学科/GERMAN | 
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授業の目的?内容                         /Course Objectives  | 
                      
この講義は、ドイツ語圏のことばを理解するための専門知識、交流する文化の諸相を理解するための専門知識を習得することを目的とします。春学期は主に歴史的段階のドイツ語を観察しましたが、秋学期は現代に目を向け、地域的なヴァリエーション、方言意識、スイスやルクセンブルクにおける言語事情についても概観します。 秋学期も春学期同様、多くの例を見ながら、受講生のみなさんに考えてもらう形で授業を進めていきます。秋学期からの履修も歓迎します。講義の内容や順番は、受講生の関心に応じて変更する可能性があります。  | 
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授業の形式?方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
春学期同様、対面授業+Zoomによる同時配信のハイフレックス型授業を予定していますが、状況によって授業形式を一部変更する可能性もあります。 パワーポイントを使用した教員による説明のあと、受講生のみなさんには授業内で各テーマに関する日本語資料を読んで、グループで話し合いをしてもらいます。そして各授業の最後には、学習した事柄についての意見や感想を書いたコメントペーパーを提出していただきます。みなさんの主体的?積極的な参加を望みます。  | 
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事前?事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      事前に配布された文献にあらかじめ目を通し、授業後は講義、ディスカッションを通して学んだ内容を各自が復習してください。疑問があれば授業内、あるいはコメントペーパーを通して質問してください。フィードバックは授業内、およびmanaba経由で行います。 | ||||||||||
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      授業?ディスカッションへの参加度(20%)、授業後に提出するコメントペーパー(80%)による平常点評価。 | ||||||||||
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
                      
授業のハンドアウト、参考資料はコピー(manaba経由でPDFファイル)を配布します。 参考文献:授業で適宜、指示します。  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                ドイツ語学に関する専門的な知識、分野特有の思考?研究方法を発展的に習得し、分析を行い見解を提示できるようにする。 | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前?事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | ガイダンス、講義概要 | 授業の進め方、履修上の注意点について説明する。 | 秋学期に何をどのような流れで学ぶのか、各自が配布された授業予定表を見直して理解する。 | 
| 2 | 方言概観(ドイツ語圏のドイツ語) | オンライン日常語分布図の例を見ながら、ドイツ語においても方言差が大きいことを観察する。 | 事前に配布された文献にあらかじめ目を通し、授業後は講義、ディスカッションを通して学んだ内容を各自が復習する。 | 
| 3 | 方言意識(ドイツ語と日本語) | ドイツ語母語話者、日本語母語話者が自身の方言についてどのような意識を抱いているのか、また方言意識の地域差についても観察する。 | 事前に配布された文献にあらかじめ目を通し、授業後は講義、ディスカッションを通して学んだ内容を各自が復習する。 | 
| 4 | ドイツ語圏の言語政策 | EUへの加盟をきっかけとして、特にオーストリアではどのような言語政策が行われたのか概観する。 | 事前に配布された文献にあらかじめ目を通し、授業後は講義、ディスカッションを通して学んだ内容を各自が復習する。 | 
| 5 | スイスにおける言語事情 | ドイツ語がドイツ以外の国々でも公用語として用いられていることを理解する。その際、スイスではドイツ語の位置づけがそれぞれに異なることも紹介する。 | 
                事前に配布された文献にあらかじめ目を通し、授業後は講義、ディスカッションを通して学んだ内容を各自が復習する。 | 
| 6 | 社会方言(映画「マイ?フェア?レディ」) | 方言には、地域方言のほかに社会方言(社会階層によって異なることば遣い)があることを紹介する。 | 事前に配布された文献にあらかじめ目を通し、授業後は講義、ディスカッションを通して学んだ内容を各自が復習する。 | 
| 7 | ドイツ語における談話標識 | ドイツ語の談話標識Weißt du was? / Wissen Sie was? の歴史、また現代の映画のなかでどのように使用されているか概観する。 | 事前に配布された文献にあらかじめ目を通し、授業後は講義、ディスカッションを通して学んだ内容を各自が復習する。 | 
| 8 | ドイツ語の2人称代名詞duとSie | 欧米語ではたいてい親称と一般称の区別があること、1970年代の大学紛争時には教授と学生がduで呼び合ったこと、18世紀には5種類の区別があったことを述べる。 | 事前に配布された文献にあらかじめ目を通し、授業後は講義、ディスカッションを通して学んだ内容を各自が復習する。 | 
| 9 | 若者ことば | 一般によく知られたドイツ語の若者語をいくつか紹介し、日本語における若者ことばとの共通点を探る。 | 事前に配布された文献にあらかじめ目を通し、授業後は講義、ディスカッションを通して学んだ内容を各自が復習する。 | 
| 10 | ドイツ語の若者ことば(映画「ラン?ローラ?ラン」) | 映画「ラン?ローラ?ラン」を例に、ドイツ語における若者ことばを概観する。 | 事前に配布された文献にあらかじめ目を通し、授業後は講義、ディスカッションを通して学んだ内容を各自が復習する。 | 
| 11 | トルコ系移民のことば | 第3世代まで存在するトルコ系移民のドイツ語は言語として「おかしな点」を多く抱えているが、ドイツ人の若者などにはそれがクールに見えている現実を紹介する。 | 事前に配布された文献にあらかじめ目を通し、授業後は講義、ディスカッションを通して学んだ内容を各自が復習する。 | 
| 12 | 「ポリティカル?コレクトネス」による語彙の変化 | 「ポリティカル?コレクトネス」という概念を紹介し、身分?職業などを表す名詞に関して、性差別が感じられるのを避けるよう、Studierendeといった性について中立的な語が推奨されていることを学ぶ。 | 事前に配布された文献にあらかじめ目を通し、授業後は講義、ディスカッションを通して学んだ内容を各自が復習する。 | 
| 13 | 日独コミュニケーションの違い | Guten Tag!と「こんにちは」など、同じように見えても、使い方が多かれ少なかれ異なることを、国立国語研究所のアンケート調査に基づいて紹介する。 | 事前に配布された文献にあらかじめ目を通し、授業後は講義、ディスカッションを通して学んだ内容を各自が復習する。 | 
| 14 | 秋学期のまとめ | 学期中の講義内容について復習し、議論をまとめる。 | 秋学期の講義、ディスカッションを通して学んだ内容を各自が復習する。 |