![]()  | 
    
| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23 | 
| 
                  開講科目名 /Course  | 
                交流文化論(トランスナショナル文化特殊講義(メディア社会学))/STUDIES IN TOURISM AND TRANSNATIONAL | 
|---|---|
| 
                  開講所属 /Course Offered by  | 
                外国語学部/FOREIGN LANGUAGES | 
| 
                  ターム?学期 /Term?Semester  | 
                2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
| 
                  曜限 /Day, Period  | 
                木1/Thu 1 | 
| 
                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
| 
                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
| 
                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
| 
                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                山口 誠 | 
| 
                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 山口 誠 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES | 
| 
授業の目的?内容                         /Course Objectives  | 
                      
 いまやメディアを一切使わずに一日を終えることは、ほぼ不可能な時代です。家族や友人などと話さない日はあっても、スマホやテレビや新聞や書籍に触れない日は無く、ここにゲームや音楽や動画も加えれば、現代は「メディア時代」であるといえます。 ただしメディアは「透明なパイプ」ではなく、中立的で客観的な「媒体」でもありません。とくに映像メディア(映画、テレビの番組やCM、ネット上の動画)には、独自の「文法」があり、そして「ものを語る様式」としての「物語様式」があります。 そのためこの講義では、(1) メディアの中でも存在感を増してきたビジュアル?メディアに着目します。具体的には(大学の専門科目としてのクオリティを実現するため)写真の誕生から映画の発展までの「ビジュアル?メディアの誕生プロセス」を学ぶことを試みます、(2)その後、2本の短編映画を各自で視聴し、高度なビジュアル?メディア?リテラシーの理解と実践を試みます。そうして(3)「観る」という行為(パフォーマンス)の社会的意味を探り、近代社会におけるイメージとイマジネーションの諸問題を考えることを目的とします。  | 
                    ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 
授業の形式?方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
※教員は教室で講義を行ないます。対面授業を基本としつつ、ZOOM同時配信などができれば履修者の出席は対面でもZOOMでも(いずれでも)可とし、学期中を通じて感染症対策の工夫をし続けます。結果として授業の形態が変わるかもしれませんが、履修者の単位取得に不利にならないよう努めるため、ご理解とご協力をお願いします。 ※2回のレポートで成績が決まりますが、担当教員はかなり精緻にレポートを採点しているので、しっかり受講していないと良いレポートは書けないと思います。けっして「楽単科目」ではないため、ご注意ください。 ※受講生の反応を確認しつつ、事例を変えたり解説を加えたりするため、事前に準備したレジュメは配布せずに、パソコンによる板書をノート?テイキングする形式で授業を進めます。 ※授業の具体的な内容と成績評価については、初回の授業で詳しく説明します。そのため、可能な限り初回の授業に参加されることをお願いします。  | 
                    ||||||||||
| 
事前?事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      授業中に示す事例や重要概念について図書館などで自ら調べ、さらに理解を深めてください。 | ||||||||||
| 
テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
  | 
                    ||||||||||
| 
評価方法                         /Evaluation  | 
                      学期中に2回の予定でレポート課題を出します(ポルタまたはmanaba経由で提出)。その提出状況と内容評価をもとに、総合的に判断して最終評価を出します。 | ||||||||||
| 
関連科目                         /Related Subjects  | 
                      |||||||||||
| 
備考                         /Notes  | 
                      |||||||||||
| 
到達目標                   /Learning Goal  | 
                交流文化に関する各種分野について特定の専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。 | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前?事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | ガイダンス | メディアとは何か、社会学とは何か、そしてメディア社会学を学ぶことで何を得られるのか | |
| 2 | 写真の歴史①:メディアとしての写真 | 写真術の誕生 | |
| 3 | 写真の歴史②:写真術が変えた世界観 | 写真が「写真」となったとき、社会に何をもたらしたのか | |
| 4 | 写真の歴史③:ビジュアル?メディアの世紀 | 「写真」に独自の表現技法とメディア特性について、具体的な写真作品を観ながら考える | |
| 5 | 写真の現在:「生」と「性」 | 写真術という「観る方法」が「性(ジェンダー)」に出会い、いかに表現してきたかを問う | |
| 6 | 映画の登場:動く画を観る体験 | 写真術から映画術が誕生したプロセスについて | |
| 7 | ビジュアル?メディア?リテラシー①(「もの+がたり」とは何か) | 指定動画の視聴と分析 | |
| 8 | 考察と表現①(ものがたり論) | 授業時間内レポート | |
| 9 | 講評と探究①(ものがたりとわたしたち) | 優れたレポート数本を共有し、そこから得られた知見について教員がフィードバックを試みる | |
| 10 | 映画のメディア文法 | 映画に独自の映像表現について | |
| 11 | 動画の世紀 | 映画化から「動画」一般へ通じるメディア文法の考察 | |
| 12 | ビジュアル?メディア?リテラシー②(メディアの外部とは何か) | 指定動画の視聴と分析 | |
| 13 | 考察と表現②(外部と再帰性) | 授業時間内レポート | |
| 14 | 講評と探究②(外部とわたしたち) | 優れたレポート数本を共有し、そこから得られた知見について教員がフィードバックを試みる |