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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                全学総合講座(グローバル化と世界の労働)/INTERDEPARTMENTAL LECTURES(GLOBALIZATION AND GLOBAL LABOR) | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                大学全カリ総合科目/ | 
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                  ターム?学期 /Term?Semester  | 
                2020年度/2020 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木3/Thu 3 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                1,2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                大重 光太郎 | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 大重 光太郎 | ドイツ語学科/GERMAN | 
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授業の目的?内容                         /Course Objectives  | 
                      
経済のグローバル化とともに世界における労働のあり方が大きく変化している。先進国においては、「第四次産業革命」、規制緩和、労働力不足が就労を取り巻く環境を大きく変化させ、雇用の流動化と不安定化が進んでいる。途上国においては市場経済の広がりの一方で劣悪な労働条件が広がりつつある。さらには先進国への労働力移動の大きなうねりが見られる。労働の変容をグローバルな視点で理解することを通じて、聴講者が日本の状況を複眼的?国際的観点から認識できるようになることを授業の目標とする。今年は、新型コロナによる経済や雇用への甚大な影響が見られるなか、コロナによる影響も含めて考えていく。 本授業では、最初に日本の労働をめぐる状況を2回の授業で扱い、その後、グローバル化のなかでの労働のあり方を、さしあたり先進国、途上国、その二つを架橋する労働力国際移動という三つの領域に分け、それぞれの領域の現状や問題、それに対する多様なアクター(政府、企業、労働組合、NGO、国際機関など)の取り組みを見ていきたい。授業は各回、それぞれの分野についてゲスト講師を招いて行う。  | 
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授業の形式?方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
(1) 毎回ゲスト講師を招いてのオムニバス形式で行う。 (2) 授業は双方向型のリアルタイム授業を行う(ZoomまたはWebex)。毎回、ゲストのお話の後に10分程度の質問時間を設ける。対面式と異なり授業終了後のフィードバックは難しいので、授業時間内の質問を積極的にしてほしい。 (3)授業終了後、毎回コメントペーパーを提出してもらう。 (4) ツールおよびURLの情報は、後日、PorTa IIの科目別ポートフォリオに掲載する。  | 
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事前?事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      授業内容をもとに、自分で関連テーマについてさらに調べて考えることを期待する。 | ||||||||||
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      
平常点に基づいて評価する。 平常点は、毎回の授業後に提出してもらうコメントペーパーの内容を評価する。 学期末テスト、学期末レポートは行わない。  | 
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
                      
労働をめぐって日常的に情報にアンテナを張ってほしい。お話の後に10分ほど質問時間を取る。ゲストに積極的に質問してほしい。 *授業計画は、外部講師の都合により変更することがあります。  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                身近な難問や関心を学問に結び付け、現代社会に必要な教養を習得する動機づけとし、将来、様々な知的領域を探求できるようにする。 | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前?事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | イントロダクションー授業の問題関心、進め方 | 大重光太郎(コーディネータ) | |
| 2 | 働くことの意味と日本型雇用の課題-ドラマ「半沢直樹」と「ハケンの品格」を手がかりにー | 
                北 健一(ジャーナリスト) | |
| 3 | コロナで浮かんだ働き方の課題 | 
                北 健一(ジャーナリスト) | |
| 4 | 韓国の新型コロナ問題への対応─雇用?労働政策を中心に― | 呉 学殊(労働政策研究?研修機構 副統括研究員) | |
| 5 | 最近の中国における労働事情 | 
                石井 知章(明治大学商学部教授) | |
| 6 | アジアの労働と日系企業-フィリピン?バナナ労働の実態と対策は? | 田中 滋(特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)事務局長?理事) | |
| 7 | グローバル経済とフィリピン女性の労働?移動?定住 | 堀 芳枝(早稲田大学社会科学部教授) | |
| 8 | インド?コットン生産地の児童労働 ―製品の裏側にある子どもたちの現状  | 
                田柳 優子(認定NPO法人ACE=世界の子供たちを児童労働から守るNGO) | |
| 9 | まっとうな移民政策を! -もう始まっている多民族?多文化共生社会 | 鳥井 一平(NPO法人 移住者と連帯する全国ネットワーク) | |
| 10 | 子どもたちはなぜ移民するのか ー南北の狭間で探す未来ー | 工藤 律子(ジャーナリスト) | |
| 11 | 今、ローカリゼーションを考える―食と農と環境に根ざした新しい働き方 | 北野 収 (本学外国語学部教授) | |
| 12 | 雇用なしで生きる ~スペイン発?もうひとつの生き方~ | 工藤 律子(ジャーナリスト) | |
| 13 | 国際労働機関(ILO)の役割と意義(仮題) | 高﨑 真一(ILO駐日代表) | |
| 14 | まとめ | 大重 光太郎 |