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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                保険論b/RISK AND INSURANCE(B) | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                経済学部経営学科/ECONOMICS MANAGEMENT | 
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                  ターム?学期 /Term?Semester  | 
                2020年度/2020 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木3/Thu 3 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                岡村 国和 | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 岡村 国和 | 経営学科/MANAGEMENT | 
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授業の目的?内容                         /Course Objectives  | 
                      
 秋学期は保険会社の経営を中心に講義を進めます。本講義の目的は、保険会社の経営について理解し、保険業の特質や社会的使命を理解することにあります。そして保険業の企業形態の特殊性、原価に関する価値循環の転倒性、保険市場の特殊性や収益構造の特殊性などについて学びます。具体的には、保険会社の経営の仕組み、組織構造、保険業の監督規制、アンダーライティング(危険選択)、販売チャネル、収益構造、保険契約者保護の仕組みなどを取り上げて、保険会社がどのように健全性を確保しつつ収益をあげているのかを、具体的な事例を見ながら説明していきます。 また、保険会社が保険市場におけるリスクの引き受け手としてだけでなく、金融資本市場における機関投資家としても重要な役割を果たしていることを学びます。収益面では、バブル崩壊前までの生命保険業の主たる収益源は保険収益ではなく金融収益であり、本来業務と派生的業務が収益額で逆転するという「ねじれ現象」が発生しており、バブル崩壊後もこの状況は変更されていないことに特徴があります。この傾向は現在のアメリカの損害保険業でもとくに顕著に現れている現象です。 現代社会では、リスクの多様化、複雑化、グローバル化が進展しており、保険会社は総合リスク産業として、その社会的使命を果たすことが一層重要になっていることを理解することが大切です。  | 
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授業の形式?方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
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事前?事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      事前学習では、テキストの指定された箇所を熟読し、併せて配布資料の「復習課題」を検討して疑問点やとくに聞きたい事柄などを明らかにしておいて下さい。 | ||||||||||
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      講義への参加度(20%)および学期末試験(80%)で評価します。 | ||||||||||
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
                      参考文献:授業中に適宜紹介します。 | ||||||||||
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                保険に関する専門知識を習得し、保険に関する理論や保険会社の経営等について分析のうえ、解説できるようにする。 | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前?事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | 講義の目的、内容および進め方 | 講義の目的、内容および進め方について | |
| 2 | 保険経営の仕組み(1) | 保険の経営形態 公営保険と私営保険 | |
| 3 | 保険経営の仕組み(2) | 保険の経営形態 相互会社と株式会社 | |
| 4 | 保険経営の特殊性(1) | 保険技術的危険(価値循環の転倒性) | |
| 5 | 保険経営の特殊性(2) | 保険料の性質との素算出について | |
| 6 | 保険の価格構造 | 純保険料と付加保険料の算出 | |
| 7 | 資金調達方法と保険の役割 | 資金調達からみた保険の限界とその拡張 | |
| 8 | 保険業界を取り巻く環境変化と経営戦略(1) | M. ポーターのファイヴフォースと環境課題 | |
| 9 | 保険業界を取り巻く環境変化と経営戦略(2) | 「組織は戦略に従う」(チャンドラー)と販売チャネル | |
| 10 | 損害保険会社の収益構造 | 損害保険会社の収益構造の特徴 | |
| 11 | 保険収益のサイクル現象とコンバインドレシオ | アンダーライティング?サイクルとコンバインドレシオ | |
| 12 | 生命保険会社の主力商品の変遷 | 生保をめぐる保障ニーズの歴史的変化 | |
| 13 | 生命保険会社の収益構造 | 生命保険会社の収益構造の特徴 | |
| 14 | 秋学期のまとめ | 秋学期のまとめ |