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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                フランス現代社会講読Ⅰ/READINGS IN FRENCH CONTEMPORARY SOCIETY I | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH | 
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                  ターム?学期 /Term?Semester  | 
                2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                月3/Mon 3 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                福井 憲彦 | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 福井 憲彦 | フランス語学科/FRENCH | 
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授業の目的?内容                         /Course Objectives  | 
                      2018年11月に始まったGilets jaunesの運動は、その後、多様に変質しながら、covid-19感染状況になるまで続き、大きな問題を投げかけた。この現象をどう捉えるか、そこからどのような現代社会の課題が浮かび上がってきているのか。これに関するフランス語文献を活用して、皆で読み、考えてみよう。フランス現代史研究者であるミシェル?ヴィノックは、一般にわかりやすい文章表現で歴史や現実について論点整理してくれる点で、素晴らしい才能を示してきた歴史家である。その彼がジレ?ジョーヌ運動について、厳しい批判を含め、論点整理と問題提起をしてくれている。その文章を参考に、いくつかのフランス語文献を読んでみよう。フランス語文献を読む力を伸ばしつつ、デモクラシーの難しさ、社会格差や地方格差、多様な暴力について、メディアやSNSについてなど、現代社会の諸問題について、皆で学ぶ機会にしたい。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
 遠隔授業では、使用するフランス語テキストについて、あらかじめ回ごとに指定した範囲を各自で日本語に翻訳し、指定された回の授業日に、PorTa Ⅱで各自提出する方式とする。全員が各自のPCなどから添付メイルで私のPCアドレスに入れる方式を望む場合には、その方式に切り替える。私のメイルアドレスはポルタの教員情報にも記入してあるが、k18003@dokkyo.ac.jpである。皆さんも手間が大変だと思うが、訳文作成と振り返り点検とをしっかり実行すれば、実力は確実に向上する。逆にいえば、こうした努力なしには受講してもあまり意味がない。 この授業では、テクスト読解力の向上が第一の目的だが、同時に現在の諸問題についての自分なりの考察をしてみることを課題としたい。  | 
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事前?事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      毎回訳出する指定部分は多くの分量とはせず、努力すれば可能な範囲とするので、毎回の訳出とその提出とを必ず実行すること。必要とする時間は、学生によって異なるであろうが、最低でも1?2時間は必要であろう。友人同士で協力して作業に当たっても良い。フランス語の文章の音読の仕方についても、友人同士で実践してみることを勧めたい。 | ||||||||||
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      努力に基づく読解力、訳文の作成力、フランス語の文章の捉え方、意見の表明の仕方、これらの総合評価とする。訳文作成に示される読解の努力を重視したい。各自に添削してあげることも行いたいが、できるかは履修した学生たちの状況と私自身の体力次第。 | ||||||||||
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                専門的なフランス語テクストの講読を通じて、フランスあるいはフランス語圏の現代社会に関する専門知識を習得し、テクストを研究分析のうえ見解を提示できるようにする。 | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前?事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
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| 1 | 遠隔授業へのイントロダクションとPorTa Ⅱによるテクスト配布 | 授業方式の解説とフランス語テクストをポルタで配布しますので、必ず入手して、方針を確認すること。 | 次回に読み始める部分を指定するので、テクストのその部分について、別項目に説明してあるように訳出の準備?実行をして次回に提出する。以下の回も、同様の自宅学習作業が義務となる。 | 
| 2 | テクスト訳出提出の開始 | 2018年秋の環境大臣ユロの「退任の辞」を読んでみる(ルモンドの記事から) | |
| 3 | ヴィノックによる問題提起など | フランスの歴史を踏まえたデモクラシーをめぐる諸問題について | |
| 4 | フランス政治につきまとう三つの問題 | 大革命以来、統治体制の問題?宗教の問題?社会問題がどのように問われてきたか | |
| 5 | 反議会主義的な主張とポピュリスム | 20世紀まで、断続的に現れる反議会主義について | |
| 6 | ド?ゴールと強い執行権力への志向 | 現行の第5共和政の成立事情から見えてくること | |
| 7 | 政治参加要求への動き | デモクラシーと代表制議会民主主義の難しさ | |
| 8 | ジレ?ジョーヌ運動が示した直接制民主主義への志向は実現可能か | 社会規模の問題とスイスでの事例 | |
| 9 | プレビシットとレファレンダム | 国民投票という政治手段をめぐる諸問題 | |
| 10 | 実際に展開したレファレンダム | 今一度デモクラシーについて考える | |
| 11 | 暴力は不可避なのか | 大衆運動と暴力をめぐる諸問題 | |
| 12 | 全体をふりかえる | ジレ?ジョーヌ運動を通じて、どのような問題が浮かびあがっているのかを考えよう | |
| 13 | 遠隔授業?日程変更のため取りやめ | 実施しません | |
| 14 | 遠隔授業?日程変更のため取りやめ | 実施しません |