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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                英語圏の国際関係b/INTERNATIONAL RELATIONS OF ENGLISH SPEAKING COUNTRIES(B) | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH | 
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                  ターム?学期 /Term?Semester  | 
                2020年度/2020 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                月2/Mon 2 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                秋学期/Fall | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                永野 隆行 | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
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| 永野 隆行 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES | 
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授業の目的?内容                         /Course Objectives  | 
                      
 本講義の目的は、第二次世界大戦後におけるオーストラリアの国際関係への関わりを概観することである。オーストラリアのような「ミドルパワー(中規模)国家」が、激変する戦後国際関係の中で、自らの国益をどのように捉え、その国益をどのように擁護、増進しようとしてきたのかを明らかにしたい。このことは、21世紀の日本の進路を考える際にも大いに参考になるであろう。 本講義では、第二次世界大戦後のオーストラリアの外交?安全保障政策を中心に見ていく。オーストラリアは戦後、イギリスからアメリカ合衆国へと自らの安全保障の拠り所を転換し、対米同盟関係の維持?強化に外交努力を傾注してきた。また米国が戦後構築した「リベラル国際秩序」を守るべく、西側同盟の一員として世界の平和と繁栄に積極的に関わってきた。さらに「脅威の源泉」であったアジア地域諸国とは、貿易関係の発展に伴って、友好関係の強化を図っていった。日本とは、第二次世界大戦の過去を乗り越えて、経済、政治、安全保障、文化など多面的な関係を構築していった。以上のような点にフォーカスを宛てて、戦後オーストラリア外交を振り返っていく。  | 
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授業の形式?方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
 この授業は講義を収録した動画を配信する形(オンディマンド配信)で行います。動画ではパワーポイントのスライドや図表を画面共有するので、視聴にあたっては、スマートフォンではなく、タブレット端末かPCの利用を強く勧める。 なお授業に関する情報(動画の保管場所、レジメや参考資料)ならびに小テスト回答や最終レポートの提出は全てLMS"manaba"を通じて行う。  | 
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事前?事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      授業の最後の約10分間は授業のまとめを行うので、それをもとに復習し、疑問点があれば、まとめておくこと。また授業開始直後の約10分間は、前回の授業のレビューをおこなうので、自分の理解度を確認すると同時に、メールやLMS"manaba"の掲示板を使って質問をして欲しい。 | ||||||||||
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      不定期に実施する数回のオンライン小テスト(45%)と学期末レポート(55%)による評価。 | ||||||||||
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関連科目                         /Related Subjects  | 
                      「英語圏の国際関係a」、「グローバル社会論」、「グローバルヒストリー」、「国際関係特殊講義」 | ||||||||||
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備考                         /Notes  | 
                      
メールアドレス:tnagano@dokkyo.ac.jp ※問い合わせる場合は、氏名+所属学科+学籍番号を明記してください。  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                英語圏の国際関係に関して専門知識を習得し、歴史的背景を踏まえながら英語圏諸国の国際関係について分析を行い、見解を提示できるようにする。 | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前?事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
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| 1 | イントロダクション?オーストラリア外交を見る眼 | 授業概要の説明とオーストラリアの基本情報について説明する | |
| 2 | チフリー労働党政権の外交?新たな国際関係構築の模索 | オーストラリアは第二次世界大戦後の世界をどのように描いていたのかを考える | |
| 3 | アンザス同盟の実現 | 戦後オーストラリアにとっての対米同盟の意味とは何かを考える | |
| 4 | 冷戦下のアジア①?中国誕生、マラヤ暴動、朝鮮戦争、第一次インドシナ危機 | オーストラリアはアジアの共産主義をどのようにとらえていたのかを考える | |
| 5 | 冷戦下のアジア②?イギリスのアジアの戦争「対決政策」 | オーストラリアは戦後アジアにおけるイギリスの存在をどのようにとらえていたのかを考える | |
| 6 | 冷戦下のアジア③?アメリカのアジアの戦争「ベトナム戦争」 | オーストラリアは戦後アジアにおけるアメリカの存在をどのようにとらえていたのかを考える | |
| 7 | 講義前半の総括 | 授業前半のまとめと履修者からの質問に答えます | |
| 8 | ポストベトナムのオーストラリア外交 | ベトナム戦争後のオーストラリアとアジア国際関係について考える | |
| 9 | 冷戦末期から冷戦後のオーストラリア外交?オーストラリアの「アジア化」 | 冷戦後のオーストラリア外交とは何かを考える | |
| 10 | ミドルパワー外交①その定義 | ミドルパワーとは何かを考える | |
| 11 | ミドルパワー外交②その実践 | オーストラリアのミドルパワー外交を考える | |
| 12 | 日豪関係の歴史的展開①戦後貿易の再開 | 戦後日豪関係の始まりを考える | |
| 13 | 日豪関係の歴史的展開②戦略的パートナーシップへ | 戦後日豪関係の発展を考える | |
| 14 | 21世紀オーストラリア外交の行方&質疑応答 | 授業全体のまとめと質疑応答 |