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| 科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                交流文化論(ツーリズム人類学)/STUDIES IN TOURISM AND TRANSNATIONAL | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                外国語学部/FOREIGN LANGUAGES | 
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                  ターム?学期 /Term?Semester  | 
                2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER | 
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                  曜限 /Day, Period  | 
                木4/Thu 4 | 
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                  開講区分 /semester offered  | 
                春学期/Spring | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2,3,4 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                須永 和博 | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 須永 和博 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES | 
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授業の目的?内容                         /Course Objectives  | 
                      
 ツーリズムがそれを受け入れる社会にもたらす影響は、経済的側面のみならず、社会的?文化的?政治的側面など多岐にわたっています。それゆえツーリズムを学術的に考察する際の方法論も多様です。 本講義では、文化人類学という学問を手がかりに、ツーリズムを「文化」という側面から検討するための基礎的概念?考え方について学ぶことを目的としています。具体的には、1. ツーリズムを生み出す仕掛け、2. ツーリズムがもたらす影響、3. ツーリズムが作り出す文化、という3つの側面から講義を行い、ツーリズムを社会?文化現象として分析する際の基本的な視座の習得を目指します。同時に、ツーリズム研究に関連する現代人類学における主要な問題意識?諸概念についても理解を深めていきます。 受講に際しては、文化人類学の基礎知識は必ずしも必要ありませんが、授業内で紹介する文献資料の読解を各自行なうなど、予習?復習が不可欠となります。  | 
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授業の形式?方法と履修上の注意                         /Teaching method and Attention the course  | 
                      
 遠隔授業のツールとして、zoomを用いる予定です。ただし、通信環境不具合等でリアルタイムの講義配信を閲覧できなかった人向けに、録画データを期間限定で公開する予定です。 講義資料(PDF)は、Porta IIを通じて講義の2日前までに配布します。授業に際しては、プリントアウトした配布資料をお手元に置いておくことをお勧めします。  | 
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事前?事後学修の内容                         /Before After Study  | 
                      『観光学キーワード』『よくわかる観光社会学』『観光人類学』などで、観光研究に関する基本的知識について理解を深めておくこと。 | ||||||||||
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テキスト1                         /Textbooks1  | 
                      
                      
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テキスト2                         /Textbooks2  | 
                      
                      
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テキスト3                         /Textbooks3  | 
                      
                      
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参考文献等1                         /References1  | 
                      
                      
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参考文献等2                         /References2  | 
                      
                      
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参考文献等3                         /References3  | 
                      
                      
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評価方法                         /Evaluation  | 
                      期末レポート(100%)。 | ||||||||||
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関連科目                         /Related Subjects  | 
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備考                         /Notes  | 
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到達目標                   /Learning Goal  | 
                交流文化に関する各種分野について特定の専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。 | 
| 回 /Time  | 
          授業計画(主題の設定) /Class schedule  | 
          授業の内容 /Contents of class  | 
          事前?事後学修の内容 /Before After Study  | 
              
|---|---|---|---|
| 1 | 趣旨説明 | 観光現象を人類学的に考察する際の特徴などについて概説する。 | |
| 2 | 映像資料『海と大陸』 | 映像資料『海と大陸』を題材に、現代観光が抱えているアイロニーについて考察する。 | |
| 3 | グローバル化の中の民族文化 | グローバル化が進展するなかでの、ローカル文化の諸相について考える。 | |
| 4 | マクドナルドの民族誌 | グローカリゼーションという視点から、多国籍企業の世界的展開と各地域における受容の多様性について考える。 | |
| 5 | 表象の政治学─情報資本主義と観光 | 観光メディアが作り出すステレオタイプなイメージや表象を批判的に考察するための理論的枠組みを紹介する。 | |
| 6 | 文化装置としてのホテル | 植民地主義を背景にグローバルに展開することになった「ホテル」の文化的?社会的意味についてポストコロニアリズムという視点から考える。 | |
| 7 | 観光による文化創造─インドネシア?バリ島の事例 | 「創られた伝統」という視点から、バリ島における観光化に伴う民族文化の変容について考える。 | |
| 8 | 「記憶の場」と観光─広島および西アフリカの事例 | 広島およびガーナ?エルミナ城の事例から、観光を通じて形成される集合的記憶の諸相について考える。 | |
| 9 | 世界遺産の窮状─カンボジアの事例 | 世界遺産という制度をクリティカルに考察するための基本的な視座を紹介する。 | |
| 10 | セックス?ツーリズム─タイの事例 | セックス?ツーリズムが生まれる社会的?文化的背景について、タイを事例に考える。 | |
| 11 | エスニック?ツーリズム─タイの事例 | 国家の中で周辺化されてきた少数民族のような人々がその周辺性ゆえに観光資源化されるとき、どのような問題が起こりうるのか、タイの事例をもとに考える。 | |
| 12 | 先住民文化の商品化と著作権─北欧サーミの事例 | 先住民族の文化が支配的集団により盗用されてきた背景と、それに抗う先住民運動の動態を理解する。 | |
| 13 | 実施しない。 | 実施しない。 | |
| 14 | 実施しない。 | 実施しない。 |